たぬきの栗しぐれ
今日のお菓子は何に見えるかしらと先生に聞かれ『たぬき?』と答えてしまいみんな大笑い。
正解は『栗しぐれ』。
中には栗きんとんが入っており、秋の訪れを感じました。
大学時代から茶道を嗜んでいます。
社会人になり、母になり、なかなか通えてはいないのですが、ご自宅でお教室をされてる個人の先生のところへたまに足を運んでいます。
今回は2ヶ月ぶりだったので濃茶の基本のお点前を。
たぬきは私のお腹でしたね。。。
お茶尺のご銘は前日に行った鳳来寺の参道を思い出しつつ『苔清水』にしました。
本当は夏の季語なんですが、良しとしてもらいました。
先輩たちは私の妊娠を祝福して『吉兆』というご銘を出したりして下さいました!
茶道は一期一会。
お点前や所作だけではなく、先生との会話や皆様とのやり取りに学ぶことも多いです。
先生も、通われてる皆様も私の母より年上の方達ですが、未熟な私を堅苦しくなく快く受け入れてくれる優しい先輩たちです。
特に子どもが産まれてからは空いた時間に何かしなければとセカセカしがちになってしまった自分にとって、立ち止まって時を過ごせる茶道のお稽古はとても貴重な時間になっています。
食いしん坊な私は季節の和菓子も目当てだったりしますが(笑)
仕事が忙しかったり子どもが出来たりで、気付いたら3年ほど空いてしまいましたが今年春から月に1回、息抜きしに自分時間。
そんな時間を持てること自体が有難いことです。
通うのには母も協力してくれており、帰りにはいつも手作りのお惣菜を持たせてくれます。
(一部盛り付け後に「あっ!写真撮ろう」と気付いたので全部ではないですが。)
お稽古に通う日は夕飯を作らなくて済むよう持たせてくれます。
いつもより豪華な食卓になり旦那さんも楽しみにしてくれています。
作らないで夕飯が食べられるだけでなく、何より自分が育った母の味は格別♪
感謝していただきま〜す!
それにしても私の日記、食べてばかりです(笑)